「キャー!」
ハッ。
「夢か…。」
ショウ君との甘い生活を夢見て、ついついとろけてしまった。
それにしても、いい夢、幸せ…。
でも何でショウ君の夢見たんだろ…。
…。
「そうだ!クイズだ!」
思い出した!
すぐに携帯で時間を確認する。
「ご、ご、じゅ、う、い、ち、じ~だと~。」
かなり寝てしまった。
ショウ君のブログを開けると、すでにクイズがアップされていた。
琴音が眠りについたのが午後5時。
クイズの記事がアップされているのが午後5時1分。
「なんてこった…。眠ってすぐクイズが届いていたなんて~。寝た意味ないじゃん…。」
がっくりとうな垂れる琴音だったが、落ち込んでいても仕方がない。
『クイズは全部で10問。その全ての答えをメールで送ってくれよ。締め切りは今日夜12時までだからな。』
再び、時計を確認する。
午後11時32分。
「あと30分しかない。30分で10問答えなければならない。」
琴音の顔に焦りが表れる。
「そうだ!」
何か思いつくと、急いで起き上がって隣の部屋に駆け込んだ。

