「ショウ君の顔、どこかで見た事あるんだけどなぁ~。」 琴音は廊下を首をかしげながら歩いていた。 「昨日見たテレビだったかな~。うーん、思い出せない…。」 ショウの素顔は確かに見た事がある気がしていた。 昨夜から思い出そうとしているが全く思い出せない。 「あっ。」 考え込んで歩いていた為、前を見ていなかったので誰かとぶつかってしまった。