「初音さんが、花が好きだと思って。それなら植物園なら喜んでくれるかなと思って…。」 「私の為、に?」 「初音さんが喜んでくれたら、僕も嬉しいから…。」 私を喜ばそうと思って、なんて。 どうしよう。 どうしよう。 どうしよう。 落ち着け。 しっかりとお礼を言わなきゃ。 「ど、どうもありがとう。」 しっかりと言えた。 でも、顔は見せれない。 間違いなく赤いから。 目も合わせられない。 それは、気持ちが読み取られそうだから。