「だ・か・ら、私は10名の中に選ばれたから、3日後に素顔が見れるの。」
「あんた、すっごく不細工だったらどうするの?」
「へ~いき!」
「すっごくおっさんだったらどうするの?」
「それもへ~いき!」
「実は小学生だったらどうするの?」
「とってもへ~いき!」
「ホントに?」
「もっちろん!そんな事ある訳ないから~。」
全く動じない。
「私もあんたのようにお気楽な性格になりたかったわ。」
「私は姉さんのように恋煩いが酷い女じゃなくて良かったよ。」
「そんな言い方したくてもいいでしょ。」
「姉さん、頑張って植物園、行っておいでよ!」
「…うん。」
ぎこちなく頷く。
「大丈夫だよ。元樹君優しいからきっと楽しく過ごせるよ。」
「…分かったありがとう。」

