「そんなくだらない事よりも大切な事があったんだ。」
「くだらない事って…、あんたの本性が分かったわ。」
初音は大きなため息を1つ吐いた。
「まぁ、まぁ。ちゃんと相談に乗るから。」
…。
「本気でウインドウズXPからバージョン上げて欲しいよね。」
「そうだね。」
やっと立ち上がり、いつものように琴音が手際よくショウのブログを開く。
「私ね、ショウ君の素顔が見れる10人の中に選ばれたんだよ。」
「へぇ~。」
「興味なさそうね。」
「興味ない。」
「私だって姉さんの話聞いてるんだから、姉さんも私の話ちゃんと聞いてよ。」
「そうだったね。ごめん。」
「ほら見て。」
琴音は先日発表された10名の中にある自分の名前を指差した。

