琴音は自室で携帯を見ていた。
姉の初音はよく分からないが保健室で倒れていたので、先生に連れて帰れと言われた。
仕方なく抱きかかえて連れて帰ったが、夜になっても再起不能のままだ。
最近、私の方が姉っぽい感じになってるな。
そう思いながらニヤけてしまう。
まぁ、いいか。
しっかり者の姉を世話するのもたまには面白い。
それが恋と言う理由ならなおさら。
「ん?」
ショウ君のブログがアップされている。
『いつもこのブログを呼んでくれてる姫達、サンキューな!』
『今日は俺からプレゼントがあるんだ。』
プレゼント!?
『もちろん、受け取ってくれるよな?』
『今から紹介する10名の姫達に、1週間後、俺の素顔を見せるから。』
な、何ですって!?
『素顔を知っても…、俺だけを見ていろよ。』
「はい!」
まるで横断歩道を歩く幼稚園児のように右手を真っ直ぐに上にあげて高らかに返事をする。
私…、10名の中に入っているかな?
ドキドキ感を抑えながら、画面をスクロールさせた。

