「あ、あ…。」
余りの感動で言葉が出ない。
ショウはゆっくりと立ち上がると、キャサリンの前にまで歩き、跪いた。
「ミスキャサリン。会えて光栄だよ。」
キャサリンの右手を取り、手の甲に軽くキスをする。
「ショウ様、キャサリンはこの日を待ち焦がれておりました。」
そう言うと、持っていたカバンから、かなり分厚い封筒を取り出した。
「これは私の気持ちですわ。どうぞ受け取って下さいませ。」
あれなんだろう?
きっと札束だよね。
あの厚み…。
100万は間違いなく入っているよね。
「ミスキャサリン。気持ちだけ受け取っておくよ。俺は常日頃から愛を受け取っているからそれで十分さ。」
さすが、ショウ君。
「分かったわ。では私もショウ様の気持ちを受け取っておきますわ。我が西大寺グループロゴ入りのタオル、持って帰りますわ。」
札束じゃないのかよ。
ショウはキャサリンに軽く頭を下げると、今度は琴音の前に跪いた。

