「それではお待たせ致しました。」
係員が進行を始める。
広いライブハウスに椅子が2つ。
その椅子に琴音とキャサリンが座っている。
「見事抽選で当たりました、琴音姫様にキャサリン姫様。残念ながら私の年齢は90歳姫様は病院に行かれるとの事で欠席になりました。」
早く治してよね、お婆ちゃん!
「では、ショウさんの登場です、どうぞ。」
一度照明が落とされ、真っ暗になる。
いよいよショウ君に会える。
夢にまで憧れていたショウ君に会える…。
琴音は幼稚園の頃に戻ったように純粋な気持ちで目を輝かせて登場を待った。
そして…、照明が再び灯った。
大きな椅子に座って足を組んでいる。
金髪でサングラス。
Tシャツにレザーパンツ。
その姿は間違いなく、一度素顔を見たショウ君だった。

