冷たい彼は旦那さま



本当にそれだけ。


「また明日食べれば大丈夫ですよね」


「はる……」


「これで明日の食費は浮きましたね」


翼さんの言葉聞かないように、私は翼さんの声を自分の声でかき消す。


そうしないと、泣いてしまいそうだったから。


リビングに戻ろうと立ち上がったと同時に、私の身体がかたむいた。