「遥っ!!」 大地の声も聞こえないふりをして教室を出る。 本当に嫌になる。 何もかもが空回りして、迷惑かけて。 涙で視界が滲むなか走る。 走って、走って。 校門を出たとき、信号が赤になっていたことに気付かなかった。