「ま、待って……」 泣きそうになってしまう。 なんでそんなに怒ってるの? いつもの翼さんは、そこにはいない。 少しずつ見えてきた私達の家。 バタンっと乱暴に締められたドア。 向かったのは寝室だっ。 最近は、翼さんから香水の匂いがしていて一緒には寝たくなかった私は、自分の部屋で寝ていた。