「いいの?人がせっかく我慢してたのに」 そこにはいつの間にか私を見つめる翼さんがいた。 「っ!?翼さん、お、おお、起きてて!?」 私の思考はテンパリ中。 全身が真っ赤に赤くなりそうだ。 「ずっと我慢してた。俺は大人だから、いつも余裕でいないといけないから」 くしゃっと翼さんが前髪を上げる。 「大事にするって約束したし、遥は大切な人なのに触れたら止められなくなる」