冷たい彼は旦那さま



翼さんは笑いながら同じように小指を絡ませる。


長くて細い、綺麗な指先。


「翼さん、大好きです」


こんなにも気持ちを伝えたいのは、きっと翼さんだけだ。


「翼さんは、私のこと好きですか?」


「さぁ?どうだろ」


「うぅー、翼さんの意地悪。やっぱり嫌いです」


「そんなこと言ったら、いじめたくなる」


髪へと優しく指を絡ませる。