「……馬鹿じゃないの。もう、付き合ってられない。二人勝手にしたらいいじゃないの」 ぶっきらぼうに言い残して、サツキさんが立ち上がった。 「サツキさん‥‥」 「でも、少しでも翼の気持ちが緩んだら直ぐに奪いに行くんだから覚悟しなさい!」 「…はいっ!」 サツキさんは少しだけ、悔しそうに笑った。 そして"今までごめんなさい"そう言い残して喫茶店を出ていった。