帰ると頭を抱える遥が居た。 きっと何にしようかなんて迷ってる。 「遥」 久々に話しかけると妙に緊張する。 気付かなかったのか遥の体もビクッとした。 こういう所も、可愛いーって思ってしまうなんて。 「これ、行かない?」 首をかしげる遥。 「今度の土曜は早く帰れるから。行こう」 土曜日と言ったとき、悲しそうに遥が顔を歪めた。