「急にごめん」


そう言って、私と距離を作る大地。


まだ、大地の温もりが残っているこの体。


強く、しっかりと抱き締める大地に、初めて男の子何だと感じた。


大地は幼馴染みだけど、男の子なんだ。


「大地っ……」