冷たい彼は旦那さま



「遅くまでありがとう。家まで送るよ」


「ホント?ありがとう」


嬉しそうなサツキさんの声。


「付き合わせたの俺だし。ほんとに助かった」


優しい翼さんの声。


まるで、刃物で胸を貫かれた程の痛みが走る。


「やだっ……」


行かないで。一人にしないで。