かと思えば、低い声で届いた翼さんの声。


「大丈夫ですよ……」


何が大丈夫なのか自分でも分からないのに。


けど、それ以上翼さんの口からごめんで聞きたくないから。


「さ、ご飯をーー……」


「遥」


「翼さん…?」


名前を顔を上げるとと、切なそうな翼さんの顔が目に入る。