どんなに叶わない恋でも




あたしは職員室を飛び出し、近くにあるトイレに駆け込んだ。

鏡を見ると横髪の人束異常に短い髪があった。


「あのクソ男。ただじゃおかねー。」


あたしはまた職員室に戻った。


あの男がいない。

「あの!さっきあたしの髪を切った男は何年何組ですか?名前は?」


「な、名前は神木優介で3年4組です。」

「ありがとうございます。」