………………………。 二人の間に沈黙が流れた。 やべ、ちょっと言い過ぎた。 今すぐ離れたいのに離れられないこの気持ち。 もうなんなんだよ。 あたしが下を向いていると 「あっ!!」 突然上から大きい声が降ってきた。 「え。なに。」 「やべ!遅刻する!」 え? あ。あたし、遅刻寸前ということを すっかり忘れてた。