私の彼は貴方だけ





「ったく。素直になれよな。つか、こんな遅くに女子が1人でフラフラ歩いてたら危ねぇじゃん。なにかあったら、どーすんの?」




……ドキッ。


心配してくれてたの?



「で、乗んの?乗らないの?」


まっすぐ私の顔を見ながら質問してきた。
…修弥も男だし、1人で帰るよりは安心かも。


「乗る…」