冷めてきたのか。 それとも、ただ海斗を許せないだけなのか。 「あやねんー。体育だよ!急いで」 「いま行く!」 相変わらず菜月と仲良しの私。 「走ろ!」 廊下を全力で走って体育館を向かう私たち。 「あ。」