それから一時間ほど経って、海斗君との時間は終わった。


「海斗君ありがとう。今日はすごく良かった」

呆れながらも最後まで続けてくれた。



「…、いいか、彩音に言ったら許さねぇから」



やっぱり。心配だよねそりゃー。


「私は言わない。私は、ね? 」