放課後



「絢音ー!坪谷先輩が呼んでるー」

「ぅえっ!?ちょ、ちょっと待ってぇー!」



私は急いで帰る準備をして
坪谷先輩のもとへ向かう

あれ?そーいえばさっきから裕見てないな

帰ったのかな



「すみません!準備遅くて…」

「全然大丈夫だよ!…帰ろう?」

「はい!」



私達はこれから登下校一緒にすることになった

か、カレカノですし…///



「絢音!手!」


先輩は手の平をこっちに向けている



「?」



私は先輩の手の上にわんちゃんがする「お手」みたいに手をのっけた



「くすっ…そーじゃなくてこう!」

「ふぇ!?///」



先輩の指と私の指が絡みあう

いわゆる恋人繋ぎ。



「………やだ?」



先輩は少ししょんぼりした顔で聞いてくる


「や、やなわけないじゃないですか!///

むしろ、嬉しい…です////」

「そっかぁ!よかった!」



私がそういうと先輩はニッコリと笑った



「よしいこっか!」

「はい////」



私達は周りに冷やかされたり驚かれたり
しながら学校の門を出た