明日へ




あれは冬の中旬くらいのとき



「な、ない…」



おばあちゃんが一生懸命私のために
作ってくれた大事なマフラーが……



「な、なんで………」



じわっ…と涙が出てくる


落としちゃったのかな…?

私は今日行った全部の箇所を探してまわった



「…ヒッグ……グズッ…ッッ…」


涙が溢れてくる

おばあちゃんが編んでくれた、気持ちのこもったマフラーを私は………



「ふぇっ…」

「おい…どした?」

「………グズッ……えっ?」



前を向くとそこにはかなり顔の整った

優しそうな男の子がいた