ただでさえ容姿が綺麗な彼方。




そんな彼をずっと直視できるわけもなく……。



結果的に後ろ向いて話すことに。




「あ、宙の足元に蜘蛛〜」



「え?きゃぁぁぁぁぁぁ」




思わず彼方の元へダーイブ!



や、今思えばしてやられたって感じなんだけどね。




でも、わたしがいた場所には蜘蛛なんていなくて……。