その後の青空を見ると、聞こえる。 『かかか、幸せそうだな!』 「…幸せだよ、琥珀さん」 太陽みたいに笑う琥珀さんの声が。 「桜空ー!いくぞ!」 「うんっ!」 この先も、ずっと一生、 あの月夜の日を忘れない――――。 Fin