「ピッピッピッピッ」 「心拍数正常に戻りました!」 「桜空!」 目を覚ますと、目の前に矢那の顔があった。 「矢、那…」 「よかった…!」 矢那はあたしの手を握って、笑う。 「会いたかったよ、矢那…」 「俺もだよ…」