太陽のあいつ《完結》

支度を済ませたサオリを玄関まで送りバイバイと手を振った。



ハア…



ベッドに腰を下ろし、
タバコに火をつける。


窓を全開にすると、
ため息を付くように煙を吐いた。


それと入れ替わりに涼しい風が頬に当たり、
気持ちが良い。


サオリの余韻が部屋から出て行き、
俺はまたベッドへ横になった。