太陽のあいつ《完結》

太陽も沈み、
眠っているサオリを起すと
帰るように伝えた。



「もうこんな時間!?
ヤバいね…。
ケイタのお母さん、
帰ってきちゃうね。」


「うん…。
まだ大丈夫だけど…」



サオリはベッドから起き上がり、
急いで下着を付け、制服を着た。


俺も脱ぎ捨てたボクサーパンツを手に取ると、
サオリとは対照的にノロノロと足を通す。