俺はベッドからカラダを起こし、
目を擦った。


そこに立っていたのは、
昨日出会ったアツシだった。



「え?俺…
何でここに??」


「やっぱり覚えていないんだ~。
酔っ払って歩けなかったから俺の家に連れてきたんだよ。
ミキはタクシーで帰って、ナオキは電車で帰ったよ」


「…あ、そうなんだ」



何だよ…ナオキ。


俺のことも連れて帰れよ。
マジ気まずいじゃん。