太陽のあいつ《完結》

いよいよ、
アツシの順番が回ってきた。



「じゃ、行ってくるよ!!」


「おお!!
頑張って来いよ!」



いつのように口角を上げて、
笑うアツシに俺も笑顔で答える。



アツシは両手で頬を
パンパンと叩きながら、
気合いを入れ、
ゴーグルをつけると、
スタート台に立った。



「よーい」



スターターがピストルを上げ、
アツシもスタート体勢を取る。