太陽のあいつ《完結》

11時半。


順調に進行していき、
俺たちの準備する時間がやってきた。


競パンの上からジャージを着ると、
首からゴーグルを提げ、
スタート地点に向かう。



「…アツシ、大丈夫か??」


「おお!
ケイタこそ、
緊張しているんじゃないか??」


「俺は大丈夫…
ん~やっぱ緊張しているかな~」



さっきまでの
アツシとは違い、
いつも励ましてくれるアツシに戻っていた。


ホッとする俺の頭を
アツシがクシャクシャと撫でる。