太陽のあいつ《完結》

「アツシ…
何だか、少し変じゃない??」


「そんなことはないんだけど…その…」



何か言い足そうにしているアツシの太股を軽く突いた。


そんな俺の指に、
アツシは手を出し強く握る。


さっきまで着ていた
ジャージを横に置き、
その中で俺たちは指を絡めた。

俺はそんな絡める指で、
アツシの緊張を取り除いてあげたかった。


アツシは下を向き、
小さく笑うと、

「もう大丈夫だよ。
今日はがんばろうな!!」


「うん!!そうだな!!」



俺も安心して、
指を離すが、
少し名残惜しさも感じた。