太陽のあいつ《完結》

貸切バスには、
仲良く座るナオキとミキの後ろに
俺とアツシが腰を下ろす。



「アツシたち~これ食べな~」



ミキが雑誌の広告でモデルをやった新商品のチョコを
俺たちに差し出した。



「あ!ありがとう~!!」



手を伸ばす俺に対し、
アツシは「俺はいい…」と
手を伸ばさなかった。



ん??どうしたんだ??


もしかして
緊張しているのかな??



「アツシ…??緊張??」


「…え?ん…そうかな…」



いつもとは様子が違うアツシ。



でもこの数時間後、
すべてが明らかになるのだった。