太陽のあいつ《完結》

「あ…こちらこそ、どうも。
君…モデルなんだってね?」


「うん。
誰かから聞いたの??」


「みんな、口にしてるよ。
カリスマ読モって」


「あはは~!
そんなことないよ~。
ね??アツシ?」



ミキは男の腕に手を乗せた。



「ミキは有名じゃん!!
女の子たちみんな見てたよ」


「ホント!?恥ずかしい!!」



照れながら笑うミキは、
アツシという男の腕に
手を絡ませた。



この二人、付き合っている…
と俺は痛感した。