太陽のあいつ《完結》

アツシが
どんな人とメールして、
どんな人と関わりがあるのか…。


俺を好きって言ってくれるけど…
他には居ないよね??


どうして、
俺はこんな嫉妬深くなってしまったんだ…


もう!!!
自分にムカついてきたよ。



モヤモヤする気持ちは
頂点に達したとき、
俺はアツシのケータイを手に取り、
メールの受信ボックスを開いていた。


今、
着たメールは見なければ大丈夫だよ…



そんな正当化する自分が
間違っているのは
分かっているけど…
手が動いてしまう。


でも震えてしまい、
うまくボタンが押せない。