その後も
母さんと姉ちゃんの
質問攻めは続いた。
でも母さんの質問した、
アツシの家族の話には
俺も興味があった。
「うちの家族は
今、カナダに住んでいるので…
僕は高1から一人暮らしなんです。
年に2、3回は家族で会うぐらいですかね…」
「あら…
それは寂しいわね。
今度はいつ会えるの??」
「今度は…
僕の水泳の大会を
見に来るとは言っているんですけど…
まだ分からないです」
「そうなの…
会えたら良いわね」
母さんはそう言いながら、
鍋の肉を俺とアツシに取り分けた。
「母さん、
自分でやるから良いよ」
「あ、はいはい。
肉が硬くなっちゃうから~」
そんな家族との関わりも
アツシは年に2、3回なんだな…と思うと、
俺も寂しく感じてしまう。
母さんと姉ちゃんの
質問攻めは続いた。
でも母さんの質問した、
アツシの家族の話には
俺も興味があった。
「うちの家族は
今、カナダに住んでいるので…
僕は高1から一人暮らしなんです。
年に2、3回は家族で会うぐらいですかね…」
「あら…
それは寂しいわね。
今度はいつ会えるの??」
「今度は…
僕の水泳の大会を
見に来るとは言っているんですけど…
まだ分からないです」
「そうなの…
会えたら良いわね」
母さんはそう言いながら、
鍋の肉を俺とアツシに取り分けた。
「母さん、
自分でやるから良いよ」
「あ、はいはい。
肉が硬くなっちゃうから~」
そんな家族との関わりも
アツシは年に2、3回なんだな…と思うと、
俺も寂しく感じてしまう。


