太陽のあいつ《完結》

「どうも…
須賀敦志と申します…」



礼儀正しいアツシは
頭を下げると、
「そんなの良いから~」と
母さんと姉さんは
アツシをイスに座らせた。



そして、
大盛りのご飯をアツシに渡し、
「たくさん食べなさい!!」と
声をあげた。



「あ、はい…
ありがとうございます…」



アツシはそう言うと、
俺の顔を見て、
小さく微笑んだ。



そんな顔に安心して、
俺も箸を進める。