太陽のあいつ《完結》

「あ!!!どうも!!」



調子の良いナオキは
満面の笑みでイスを空け、
二人を受け入れた。


ミキとその男も
ニコニコしながら、
グラスを置き、俺たち4人はテーブルを囲んだ。


クラブではちょっと有名な俺と
カリスマ読モのミキが座るテーブルには、
たくさんの視線を集まっているように感じた。



「さっきはどうも!!
ダンスカッコ良いね!!」



目をキラキラさせながら
屈託の無い笑顔で、
話しかけるミキに
ドキドキしてしまう。