太陽のあいつ《完結》

二人はカウンターで
カクテルを頼むと、
どこのテーブルへ行こうか…
キョロキョロとしていた。


すると、
一人の女が声をかけていた。


きっと「一緒に呑もう~」と、
話しかけているのだろう。



その時、
ミキと一緒にいる男と目があった。


俺は「ヤベ!」と思いながら、
目を逸らす。


でも何で逸らしたのか…
少し後悔も込み上げる。



「さっきはどうも~!!」



肩越しに声が聞こえた。


振り返ると、
そこにはミキがいた。