太陽のあいつ《完結》

「ケイタ~!
あの子たちに声かけようぜ!!」



俺の肩を叩きながら、
薄笑いで指を差すナオキ。



「あ、あ…良いよ」



俺たちはナオキが指す
女の子たちのところへ向かった。



「どうも!!」



元気良く
満面の笑みで声をかけるナオキ。



「あ!さっき、
ミキちゃんと踊ってた人だ!!」



一人の女の子が
俺を指さして声をあげた。



「さっきの子
そんなに有名なの…??」



思わず、尋ねてしまう俺。