雨音だけが響く部屋で
俺たちの愛撫が響きだす。


上半身ハダカの俺は
アツシに責められながら、
雨音に負けないほど大きな声で出した。


お互いの股間に手が伸び、
ボクサーパンツ越しに形取って行く。


一気に血が流れ
堅くなったモノを引きずり出し、
ボクサーパンツを脱ぎ捨てると、
ベッドで抱き合った。



「アツシ…」


「ケイタ…」



吐息交じりに
お互いの名前を呼び合う。



「ぁあ、あ…」



俺の顔を見ながら、
アツシはまた悪戯っ子の目で
唇を寄せた。