太陽のあいつ《完結》

「…俺、海の家で、
お前たちのことを
呼びに行こうと思って
更衣室のドアを開けたとき…、
その…

お前たちが…

キスしているの…

見ちゃって…」



俺の額に汗が流れる。


ナオキは
うつむいたまま、
話を続けた。



「その時は、
何かの間違いかと思ったよ…。
でもケイタとアツシの関係を見ていたら、
何か違うような気がして…
……俺
アツシに聞いたんだ…」


「……え?!」



セミの声が響く屋上で、
俺の思考が狂い始める。



何で???
何で…
アツシに聞くんだよ?