上から眺めるサオリの顔は、
目をギュッと瞑り、口は半開き。

いつもの可愛い顔からは想像も出来ないほど、
いやらしい顔をしている。


でもそんな顔も愛らしく感じ、
一つになりながら
舌を絡めた。




そろそろ頂点に達する感覚が走り、
俺は激しく腰を打ち付けた。


サオリもそれを分かってか、
俺の汗ばんだ背中に強く手を回し、
爪を立てる。



「ぅ…う…あ、ぁ…」


サオリの中で脈打ちながら、
放出させる俺自身。


お互いに「ハアハア」と荒い息を立てながら、
しばらく一つになっていた。