太陽のあいつ《完結》

何も言わず、
ただ黙ったまま
立っているアツシ。


濡れた短い髪に
クッキリした二重、
高い鼻に厚みのある唇。


そして、
綺麗なカラダに小さな競パン一枚のアツシが
じっと俺を見ていた。



「…な、なに?」


やっと声が出た。


すると、
アツシは何も答えず、
俺に近づいた。



え…??