太陽のあいつ《完結》

「ケイタ…
お前、部活休むなよ…。
本気でやればもっとタイム縮まるんだから」



プールの水面を見つめながら、
アツシが呟いた。



「あぁ…でも…」


「でも…何だよ??」



今の気持ちのままではタイムが縮まる気がしない



でもそんなことは言えないよ…
ただの言い訳だ。