席に着いて、前に座っていた麗奈ちゃんが話しかけてきた、
「美空、何ニヤニヤしてるの?もしかして…さっきの男の子のことが好きになっちゃった?」
「えっ!?ま、まぁね…」
素直に言うと、
「そうなの!?え~、美空は私のものなのにぃ~」
いじける麗奈ちゃん。
―かっ可愛い
男の子も見てますよ~
こりゃ、モテるわな
「うんうん…」
頷く私。
「何うんうん言ってるの?」
「へっ?」
「へっ?じゃっないよ!!まぁいいけど。嫌だけど、恋を応援します!!」
とびっきりの笑顔で麗奈ちゃんが言った。
―よくわかんないけど
頑張ります!!