ベッドに近づいてきた麗奈ちゃんに抱きついた。
驚いた顔をする麗奈ちゃん。
「えっ!?ちょっ…」
そして、私を優しく抱き締めてくれた。
「美空、大好き!!もう、悠哉くんにはもったいないなぁ~」
「聞こえてるんだけど…俺の彼女だから」
ちょっと怒ったように、いつもより低めの声で悠哉くんが言った。
―ヤキモチ妬いてるのかな?
悠哉くん、可愛いな
「ふふっ」
「美空、何笑ってんの?言わないと、襲うよ?」
真顔で言う悠哉くん。
「へっ?あ、あの…悠哉くんが…可愛いなっ…て」
「俺?」