残り10ヶ月…

「なあ美空、俺にして欲しいことあるか?」
悠哉くんが突然聞いてきた。
無理もないよね…
自分の恋人が突然、ガンで余命1年って宣告されたって言ってきたら…
誰でも参っちゃうよね…申し訳ないな
「…悠哉くんが側にいるだけでいいよ。」
「んな、可愛いこと言うなよなぁ。心配すんな!!俺が側にいるから、ずっと。」
「ありがとう。悠哉くん、大好き!!」
私は、悠哉くんに抱きついた。
悠哉くん、
暖かいな
いい香りもするし…
って私変態かっ!?
「ふふ…」
「何笑ってんだよ。」
「いや、なんでもないよ。」
「そっか…」
「うん…」
2人の時間は、幸せだな
ずうっと一緒にいたいよ
たとえ
私の命が絶えても、
私は永遠にあなたを愛し続けます